プレイアーツ改

FINAL FANTASY VII REMAKE PLAY ARTS改 クラウド・ストライフ レビュー

2020年4月10日発売の
『FINAL FANTASY VII REMAKE』から、
プレイアーツ改 クラウドのレビューです。

【パッケージ】

パッケージは淡い色合いのカラーリングで統一され、VIIリメイクをイメージしたシックな装いに。
クラウドの憂いを帯びた表情が印象的。

また、背面にはミッドガルのCG映像が使用されており、こちらはVIIのサイバーパンクな世界観が思い起こされるデザインとなっています。

ウィンドウ部分。バスターソードを豪快に振り下ろすアクションポーズが描かれています。
右側のブリスター前面には、オリジナル版のスタート画面を彷彿とさせるイラストが。
このまま飾っておきたくなるような格好いいボックスアート。

【スタイル】

オリジナル版から基本的なデザインは踏襲しつつも、カラーリングやシルエット、
細部のディテールに変更が加えられたリメイク版。
そのリファインされたスタイルを、可動性を損なうことなく忠実に再現しています。

従来のプレイアーツ改ではオミットされていた
上腕と大腿部のロール軸が実装されている点も、嬉しいポイント。

他シリーズのプレイアーツ改との比較。右はAC版のセフィロス。
PA改はノンスケールで展開されているため、身長比が正確でないものも多いことが難点ですが、
基本的には同様のスケールで統一されているので、並べてディスプレイするのもあり。

【本体アップ】

頭部。クラウドの端正な顔立ちと複雑な髪形が見事に造形されています。

フェイスパーツは全て塗装によって表現されており、肌もマットで自然な質感。
アイラインは力強く引かれていますがキツさはなく、髪のグラデーションも程よい彩色バランスに仕上がっています。

各部のディテール。服の繊維や革、金属等のテクスチャーの違いが、
細かな造形と塗り分け、ウェザリングによってリアルに表現されています。
また、腹部の装飾品と股関節にはそれぞれ軟質パーツを用いることで、
見た目のクオリティと可動域の広さの両立も図られています。

【付属品】

オプション一覧。
【バスターソード(大剣)×1・ハンドパーツ×6・ジョイント×1】
ハンドパーツは左右それぞれ【開き手・持ち手・角度のついた持ち手】が付属。
またその他に組み立て式の台座が付属します。

バスターソードの両面。メタリック塗装とシャドーの吹き付けによって、
金属感溢れる光沢と、重厚な質感が再現されています。

ダメージ加工については少々やり過ぎているようにも見えますが、
リメイク本編の映像内でもかなり傷が入っていることを確認できるほか、幾多の戦いを経て引き継がれた剣であるという設定からみても、むしろ忠実に立体化されていることがわかります。

また、背中のパーツを付属のジョイントと差し替え、マテリア穴に連結することで、
バスターソードを背中にマウントすることが出来ます。
ダボは少々きつめですが、それだけに保持力は申し分ないので、
ポロリを気にせずに付け替えを楽しめます。

【可動範囲】

前後のスイング可動。胴体には分割が入っているほか、前述のとおり装飾品には軟質素材が使われているので、前に屈む・のけ反るといった動作を大きく取らせることが可能。

肩に使用されているのはクリック式のジョイント。せり出し機構がないため
両腕を前で組むことは難しいですが、その分関節強度とポーズの保持力に優れています。

可動性を高める工夫もされており、脇の下と股関節にはそれぞれスリットが。
これによって破損のリスクを減らすと同時に、
よりヒロイックなポーズの実現を可能にしています。

肩の水平可動域。左右どちらも真横より高く上げられます。
ショルダーアーマーは軟質のパーツで張り付けられており、可動を妨げることがないよう工夫されている点も見事。

ひざには二つのラチェット機構が使われており、
動かしたときの感触はやや硬めですが、
高い関節強度と二重可動軸によって、抜群の可動性を誇ります。

ひざ立ち。無理なく姿勢をとれる可動の柔軟性があり、足首の関節についても緩くならないよう渋みを持たせつつ、ある程度独立してロールできるよう調節されています。

そのため接地性も高く、台座を使わずとも動きを付けたポージングが可能。

また、股関節の可動域が広く、デザインによる制約もないことから、
かなり角度をつけて開脚することも出来ます。
ただし、この部位には負荷が掛かりやすいので、動かす際には注意が必要です。

【ポージング】

肩に担いだ姿勢。ひじにはラチェット式のジョイントが使われていますが、90度以上内側に曲げられるので、剣先を下向きにした状態で無理なくポージング可能です。

首や胴体にはボールジョイントが使用されており、ひねりを加えた動きも難なく付けられます。

両手持ちの構え。

『たたかう』。やはり肩の引き出しがないため、
両手持ちで出来るアクションには限りがあります。

付属の台座を使ったポージング。

上段からの斬り下ろし。

片手持ち。保持力の低下につながるので、一点に負荷の集中するポージングは避けたほうがいいことに変わりはありませんが、手首についても
重量のあるバスターソードを片手で保持出来る高い関節強度があります。

ブレイバー跳躍イメージ。台座のアーム軸部分には
六角ボルトが入っているため、渋みを調節することで浮かせた姿勢も支えることが可能(重心バランスの調整は必要ですが)。

ブレイバー。 腰を落としたアクションポーズもしっかり決まります。

凶斬り(三段目)。角度のついた持ち手を使うことによって、
より迫力のあるポージングを楽しむことができます。

【おわりに】

以上、FINAL FANTASY VII REMAKE
PLAY ARTS改 クラウド・ストライフのレビューでした。

このクラウドは
2017年4月にリリースされたものなので、
リメイク発売よりかなり前の商品となりますが、
顔の造形は当初のデザインに対して
リアリティを抑えたものであったため、
最新のヴィジュアルと比較しても
さほど差異のない作りになっています。

本体に関しては
緻密なディテール描写と
重厚かつ繊細な彩色表現によって、
非常に高級感のある仕上がりに。
また同時に
高い関節強度と保持力、広い可動域を併せ持つ、
アクションフィギュアとしても優れた一体となっています。

オプション内容がシンプルであるため、
ややボリュームに欠ける印象はありますが、
質感や可動性にとことん追求して作られた、
クラウドの決定版ともいえるアイテム。

ハーディ=デイトナとセットになった
ゲームソフト同梱版も
現在予約が開始されていますが、
搭乗用と単体ディスプレイ用、
そのうちの一体分として
こちらを揃えておくのもありですね。

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